病棟から訪問看護に転職して、6ヶ月が経ちました。
正直、楽になったこともあれば、想像以上にしんどかったこともあります。
この記事では、ママナースの私が感じたリアルをまとめます。
病棟から訪問看護へ転職したきっかけは?
気づけば、病棟から訪問看護に転職してもう半年。
「あれ?もう半年?あっという間やったな…」というのが正直な気持ちです。
夏も「暑すぎてしんどいな〜」と思いながら訪問していたけど、冬のほうがつらそうやなと今からビビっています。笑
私が病棟から離れた一番の理由は、「忙しすぎる」ことでした。
その日の受け持ちやイベントによって、患者さんの話を聞ける日と聞けない日があって、ケアもできる時とそうでない時の差が激しい。
やりたい気持ちはあるのに時間が足りなくて、気持ちだけ置いていかれる感じがしんどかった。
しかも、時間が足らないのに仕事はハード。
連勤+家事+育児で、疲れが取れないまま次の勤務…という生活に限界を感じていました。
そんな中で選んだのが訪問看護への転職。
一番の決め手は通勤時間短いことと夜勤がないことでした。(オンコールはあり)
片道40〜50分かかっていた通勤が、自転車で5分になる。
「それだけでも、少しは余裕ができたらいいな」と、かなり漠然とした期待を持っての転職でした。
当時一番不安だったのは、「私にできるかな…?」ということと、人間関係。
だからこそ、転職は慎重にするべきやなと今でも思っています。
この記事では訪問看護に転職して半年経った今、
実際どうだったのかを良いところも微妙やったところも含めて正直に書いていきます。
特に在宅分野を考えている人には、ワークライフバランスだけじゃなく、福利厚生面もちゃんと見てから決めてほしい。
そんな思いで書いています。
訪問看護への転職は正解?どう思っている?
結論から言うと、今の満足度は 60〜75点くらい。
良かった部分も確実にあるけど、想像と違ったギャップも大きかった、というのが正直なところです。
まず、収入・年間休日・有給、ぜんぶ減ったこと。
入職して半年は休むと欠勤扱いで給料から控除されるのも、地味にきつかった。
この点だけを見ると、転職せずに前の職場での部署内異動でもよかったかな…と思うこともあります。
一方で、「これは転職して正解やった!」と思うのは、
通勤時間の短縮と、訪問の合間に用事を済ませられるなどの緩さがあること。
生活の満足度にかなり影響しているポイントです。
ただ、想像と違ったのは職場の考え方や制度面。
業界的に「祝日という概念がない」まま、会社もそれをよしとしている空気があり、
祝日手当や振替休日という発想がなく、年間休日も109日ほど。
入ってから知った“闇”や謎ルールも多くて、
「やるならバレへんようにしてほしい…」とモヤっとすることも正直あります。
それをどこに吐き出したらいいか分からんのもしんどいところ。笑
訪問看護師になって実際の生活はどう?
一番大きく変わったのは生活リズム。
朝にかなり余裕ができて、子どもが「歩いて保育園行く〜」と言っても付き合ってあげられる。
これは精神的にも本当に大きいです。
時短勤務ではないので前よりも定時が遅く、そのきつさはあるけど、
ホットクック・ヘルシオ・食洗機などの便利家電をフル活用して、何とか回しています。
保育園との両立で劇的に変わったことは多くないけど、
お迎え要請が来たときに
「はよ迎えに行ったって」と言ってもらえて、すぐ迎えに行けるのは本当に神。
通勤ストレスがほぼゼロになったのも大きなメリット。
電車遅延や定期更新を気にしなくていい生活はめちゃくちゃ楽。
ただし雨の日は壮絶です。笑
利用者さんと1対1で関われるのも、訪問ならではの良さ。
爪切り、傾聴、生活のサポート…
その人のためだけに時間を使えることで、
「こういう看護がしたかったんやな」と思い出すことが増えました。
そして、たまーーーーに、
保育所から公園にお散歩に来ているこども氏を見かけることがあります。
これがもう、控えめに言って最高。
仕事中に子どもの姿を見られるなんて、今の働き方じゃないと味わえない特権やと思います。
正直、訪問看護がきついと感じた瞬間
正直、想像してなかった大変さもあります。
まず一つ目は、汚い家が多いこと。
生活の場に入る仕事なので、これは避けられない現実。
ゴミ、臭い、害虫など…
潔癖な人にはきついと思います。
雨の日・寒い日の移動もなかなかハード。
荷物が増えるし、濡れると切ない。
自転車置き場に屋根があるかどうかで、しんどさが全然違います。
利用者さんとの距離感も最初は難しかった。
長年の関係性がある中に途中から入るのは、なかなか大変。
家族背景や力関係など、記録に残っていない情報も多く、
先輩から聞いて初めて「そうなんや」と知ることも多々あります。
書類関係(報告書・計画書)も毎月地味に大変。
「こんな内容でいいんかな?」と悩むことも多いです。
そして一番ギャップが大きかったのが、お金まわり。
給料の入金タイミング、週末にかかると後ろ倒し、ボーナスのアナウンスなしで給料と一緒に振り込まれるなど、
斜め上の出来事が続いています。笑
逆に、これまでの職場がどれだけきっちりしていたかを思い知りました。
病棟と比べて楽になったと感じたこと
情報収集にかかる時間がかなり減りました。
病棟のように一気に大量の情報を詰め込まなくていいのは楽。
休憩も、今は「1時間きっちり取る」と自分で決めています。
線引きしないと、ずるずる仕事してしまうから。
移動時間はリフレッシュタイム。
外を眺めたり、美味しそうなお店を見つけたりするのも楽しいです。
急変や緊急対応は、今でも正直緊張します。
でも、相談していい環境があるのは本当にありがたい。
記録はスマホやPC入力でさくっとする。
訪問中に終わらせるのが基本ですが、柔軟に対応しています。
人間関係はかなり恵まれていて、相談しやすい空気があります。
ここは本当にラッキーでした。
半年経ってみて、これからどう働きたい?
子どもが小学校に上がるまでは、
このまま8時間勤務を続ける可能性が高いかなと思っています。
時短勤務は今のところ考えていませんが、
小学校入学のタイミングでは選択肢に入るかも。
家族との時間は今がちょうどいい反面、
もう少し1人の時間がほしい気持ちもあります。
でも、今しかない時間を大事にしたい気持ちもあって…難しいですね。
収入面については、次の面談でちゃんと話す予定。
言わずに我慢するのは、もうやめようと思っています。
訪問看護が向いている人・向いていない人の特徴
訪問看護は、
「この人が家で安心して過ごすにはどうすればいいか」を考えられる人に向いていると思います。
逆に、潔癖な人や綺麗好きな人は抵抗を感じやすいかも。
ステーション選びで重視したのは、
家・保育園から近いことと、子育てへの理解があること。
可能なら、転職前に見学してください。
特に大きな法人から在宅領域へ転職する場合、
休みや賞与などのギャップは想像以上に大きいです。
ママナースなら、有給や休暇の扱いは本当に大事。
入って半年有給なしは、正直きつかったです。
訪問看護師6ヶ月目のリアルまとめ 転職を考えている人へ
半年経って、一番変わったのは心の余裕。
移動距離が短くなって時間を生み出せたことが、
想像以上に大きな変化でした。
この記事が、病棟から訪問看護への転職を考えている人にとって、
良いところも悪いところも含めたリアルな判断材料になれば嬉しいです。
次の半年は、働き方の交渉から。
賞与が難しいなら、祝日は休みや振替休日をもらえるように。
転職はゴールじゃなく、その後どう調整していくかが大事やなと実感しています。
病棟から訪問看護への転職については、こちらの記事で詳しく書いています。


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